|
ミンデン(Minden 、低地ドイツ語で Minn’n)は、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州デトモルト行政管区のミンデン=リュベッケ郡の郡庁所在都市である。この街は、ミンデナー・ラント地方の歴史的な政治の中心地である。また、ミッテルラント運河とヴェーザー川とが交差する水運路ジャンクション (Wasserstraßenkreuz) のある街としても知られている。この1200年以上の歴史を持つ旧司教座都市にはヴェーザールネサンス様式の数多くの建築とともに、重要な象徴的建造物である聖堂が保存されている。 == 地理 == === 位置 === ミンデンは、ノルトライン=ヴェストファーレン州北部の、ヴェーザー川がヴェーザー山地とヴィーエン山地を突破して流れ出る出口の北側に位置する。ヴェーザー川はここでヴェーザー山地から離れ、北ドイツ低地に向かって流れて行く。 この都市は、南に中低山地を望むヴェーザー川両岸の平地にあるが、ヴィッツェン市区やハッデンハウゼン市区はヴィーエン山地の稜線までを含んでいる。中核市区は、ヴェーザー川西岸の段丘に位置している。この段丘は市街地を貫いて、これをオーバーシュタット(上の街)とウンターシュタット(下の街)に分けているばかりでなく、自然環境の境界にもなっている。市の構成は、プロイセンのミンデン城砦によって規定されており、取り壊された防衛施設の跡は市を取り囲む緑地帯(グラシー(Glacis、防塁の斜堤を意味する)と呼ばれる)にその名残を留めている。 ミンデンはビーレフェルトの北東40 km、ハノーファーの西55 km、オスナブリュックの東60 kmに位置し、ミンデナー・ラント地方歴史的・政治的中心地となっている。 市内をミッテルラント運河が東から西に横断し、ヴェーザー川が南から北に流れる。両者は、市の北側にある水運路ジャンクション (Wasserstraßenkreuz Minden) で交差する。ミンデン市内でバスタウ川が西からヴェーザー川に注ぐ。 市内の最低地点はレーテルン市区にあり海抜40.3 m、最高地点はハッデンハウゼン市区にある海抜180.6 mである〔 ミンデンのホームページ 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミンデン (ノルトライン=ヴェストファーレン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|